ZOZO離れから思うこと
最近はZOZOTOWNからの離反があれでこれでーなんてのを目にするが、
ZOZOや前澤さんのことを嫌っているのではなくて、
単にテナント側が自前でやろうとしているだけ。そのほうが儲かるから。儲かるほうにシフトしていくのは企業として当たり前だよね。
テナントさんによってはARIGATOの割引率が高すぎて利益を圧迫するからギブアップしてるところもたしかにあると思う。
ZOZOからすると自身の在庫じゃないから、とにかく売って手数料をもらう、だからクーポンでも何でもやる。
そういうビジネスだからまぁ。
ただ気になるのは値下げ施策は止めると売れなくなるから、元に戻れない→これってデフレからは脱却できない要因のひとつ。
ZOZOと楽天のクーポン・ポイントばら撒きがとてつもないので、
安く買えるありがたさの一方で、利益が下がるその先にある例えばテナントさんの従業員の給与とか、社会全体にとってはいいのかどうか、疑問が残るではある。いつまで日本は大量生産社会を続けるつもりなのだろうか。
一方でさほど消費しないから在庫処分祭りがあちらこちらで当たり前になっている。極端には機会ロス防止による余剰生産を悪としないと。
企業規模からして、そういった社会の事も考えて商売をしている企業なのかどうか、気になる。